生成AI系のスクールを調べていると、必ず出てくるのがキカガクです。

「給付金で最大80%還付」という訴求が目を引きますが、その中身、確認しましたか?

2026年7月14日時点で公式サイト・公式資料を直接確認した事実をまとめます。宣伝ではなく、確認結果です。

公式サイトで確認できたこと

  • 専門実践教育訓練給付金の対象。6ヶ月コース・8ヶ月コースとも厚労省認定で、「受講料の最大80%が還付」「適用上限額は64万円」と公式サイトに明記されています
  • 運営は株式会社キカガク(2017年設立)。法人向けAI研修で導入企業1,000社以上の実績があり、そのノウハウの個人向け展開という位置づけです
  • 完全オンライン。長期コース受講で動画講座約1,500本が受講し放題、転職サービスdodaと連携した転職サポート付き

ここまでは、いい話です。

確認できなかったこと(ここが大事)

受講料の定価が、公式サイトに載っていません。

無料説明会で案内される方式です。ネットには「79万円台」といった数字が流れていますが、公式ソースで確認できなかったので、当サイトでは採用しません。

もうひとつ。公式の案内PDFには「最大70%」と書かれた古い資料が残っています(2023年の記載例のまま)。現行サイトの「最大80%」は2024年10月の制度改正後の数字なので矛盾ではないのですが、資料によって数字が違う状態ではあります。説明会では最新の数字を自分で確かめてください。

「最大80%」の条件も知っておく

これはキカガクに限らない話ですが、専門実践教育訓練給付の80%は3段階の条件付きです。

修了で50%。資格取得+修了後1年以内の就職で70%。さらに賃金5%以上アップで80%。

つまり受講しただけでは50%です。詳しい仕組みはこの記事で解説しています。

説明会で聞くべき質問リスト

定価非公開のスクールは、説明会が実質的な「価格開示の場」です。手ぶらで行かず、これを聞いてください。

  • 受講料の総額はいくらか(税込で。入学金など追加費用の有無も)
  • 給付金の指定講座番号は何か(帰ってから厚労省の検索システムで自分で照合する)
  • 自分の雇用保険の状況で、給付の対象になるか
  • 途中で退会した場合の返金条件
  • 「最大80%」に届かなかった場合(50%どまり)の実質負担額

最後の質問がいちばん大事です。80%前提の資金計画は危ない。50%で計算して、それでも払える金額かどうかで判断してください。

まとめ

キカガクは給付金対象という点で、制度をフル活用したい人には有力な選択肢です。実績も公式に確認できる範囲でしっかりしています。

ただし定価非公開なので、説明会で数字を全部確認してから決めること。即決を求められても、いったん持ち帰って厚労省の検索システムで照合する。それだけで、後悔の確率はぐっと下がります。

この記事の内容は2026年7月14日時点の公式サイト・公式資料の確認に基づきます。スクール詳細ページにも基本情報をまとめています。