職業訓練、気になっていますか。

ぼくは34歳のときにPHPコースへ4ヶ月通って、Webエンジニアになりました。結論から言うと、行ってよかったです。

ただ、申し込む前に知っておけばもっと良かったな、ということがいくつかあります。経験者として5つにまとめました。

1. 「申し込めば入れる」わけではないです

意外とここでつまずく人がいます。定員があるので、選考があるんです。

ぼくのコースは受講前に面談がありました。「無料だから気軽に」で行くと、選考があること自体に驚くことになります。心の準備だけしておいてください。

ちなみにぼくのクラスは25人で、20代から50代まで満遍なくいました。年齢を理由にためらう必要はないです。

2. 無料どころか、もらえる場合があります

受講料は原則無料(テキスト代は自己負担)。

それだけじゃなくて、雇用保険の給付を受けながら通える場合があります。ぼくは失業給付と、当時のコロナ関連の給付で訓練中の生活をまかなえました。

雇用保険がない人にも、条件を満たせば月10万円の職業訓練受講給付金という制度があります。

条件は人によって全然違うので、ここは必ずハローワークで確認してください。「自分は無理だろう」と決めつけて調べないのが一番もったいないです。

3. カリキュラムの鮮度は期待しすぎない

正直な話をします。ぼくのコースでは、教材のPHP本が少し古くて、昔流行ったフレームワークの授業もありました。

無料である以上、最新スタックのカリキュラムは期待しないほうがいいです。

でも、変数・条件分岐・データベースといった基礎は古びません。基礎を無料で固める場所、と考えるのが正解だと思います。

4. 相談すれば、意外と柔軟です

ぼくは最終課題を、先生に許可をもらってカリキュラム外のPythonで作りました。

決められたことしかできない場所、というイメージは半分間違いです。やりたいことがあるなら、まず相談してみてください。通ることがあります。

5. コースは自分で探せます

職業訓練のコースは、厚労省の「ハロートレーニング」のページやハローワークインターネットサービスで検索できます。IT系のコースは拡充されていて、地域や時期によって内容はいろいろです。

窓口はハローワーク。気になるコースを見つけてから相談に行くと、話が早いです。

まとめ

  • 選考(面談)がある前提で準備する
  • 給付の条件をハローワークで確認する(調べないのが一番損)
  • 基礎を固める場所と割り切る
  • やりたいことは相談してみる
  • コースは自分で検索してから窓口へ

4ヶ月通ってどうだったかの詳しい話は、体験記に全部書いています。「本当に就職できるの?」という人は、そちらをどうぞ。

制度・給付の情報は2026年7月14日時点の厚労省公式資料を確認しています。最新の条件は必ずハローワークで確認してください。