学び直したほうがいい。それはわかってる。調べもした。
なのに、資料請求のボタンが押せない。教材が開けない。こういう記事を読んで「勉強した気」になって終わる。
耳が痛かったらすみません。でもこれ、あなたを責める記事ではないです。
つい最近、ぼく自身が同じ状態にハマったので、その話をします。
4日間、動けませんでした
先日、自分の経験を記録に残そうと思い立ちました。職業訓練のこと、42Tokyoのこと。このサイトの記事の元になるものだから、やったほうがいいのは明白でした。道具も揃えました。
で、4日間、何も書けませんでした。
やりたくない、という気持ちだけがあって、理由は自分でもわからない。無理やり言葉にすると、こうでした。
自分を曝け出すのが怖い。自分の人生を客観視して、情けなさを直視したくない。
……書いていて恥ずかしいですが、本当にそう思っていたんです。
それ、怠けじゃないですよ
あとから気づいたんですが、これは意志が弱いとか、怠けているとかいう話ではありませんでした。
「自分について書く」って、強制的に自分と向き合う作業なんです。
学び直しも同じです。新しく学び始めるというのは、「いまの自分には足りないものがある」と認める行為でもある。だからブレーキがかかる。
つまり、ブレーキを感じるのは感度がまともな証拠です。
「今さら始めるなんて」とためらっている人のブレーキも、たぶん同じ形をしています。
ぼくの場合、こうやってほどけました
結論から言うと、意志の力では解決しませんでした。仕組みを変えたら、勝手にほどけたんです。
やったことは3つ。
1. 「書く」のをやめて、「話す」ことにした。
文章にしようとするから重い。信頼できる相手に雑談として話して、記録や整理は相手に任せることにしました。話すだけなら、告白じゃなくてただの世間話です。
2. 全部やろうとせず、「数字2つ」だけ答えた。
最初の一歩は「職業訓練はいつ頃?何ヶ月?」という質問に「2021年くらい、4ヶ月」と答えただけでした。事実の数字に、怖さはありません。
3. 「自分と向き合う時間」を作らなかった。
向き合おうとすると構えてしまう。だから向き合わない。雑談のついでに、記録が増えていく形にしました。
で、どうなったと思います?
話し始めたら止まらなくなって、気づけば職業訓練の体験記と42Tokyoの体験記、記事が2本できていました。
4日間動けなかった人間が、です。
学び直しに置き換えると
同じ仕組みは、学び始めにも使えます。
- 「申し込む」はやめて、「調べたことを1行メモする」だけにする
- 「毎日1時間勉強」はやめて、「教材を開く」だけにする
- ひとりで決めようとせず、誰かに「考えてることを話す」だけにする
ポイントは、最初の一歩から「決意」や「自分との対話」を抜くことです。事実だけ、動作だけにする。
ブレーキは意志で踏み抜くものじゃなくて、かからない道を選ぶものです。今回、身をもって学びました。
最後に
いま踏み出せていないあなたへ。
それは怠けじゃないし、手遅れでもないです。ぼくは34歳で挫折からやり直して、いまこうして記事を書いています(正確には、話しています)。
あなたのブレーキがゆるむ日のために、このサイトには「小さく始められる選択肢」を揃えていきます。無料の職業訓練も、独学も、スクールも。
急がなくて大丈夫ですよ。